はじめまして。「とおちゃん」と申します。 30代で地方からエンジニアへ転職した、ごく普通の人間です。
数年前までは自給900円で皿洗いのアルバイトなどをしていました。
現在は、年収も上がりストレスも少なく、田舎でのんびりと暮らしています。
このページでは、僕がどん底からプログラマーになるまでのリアルなストーリーをお話します。
1.ただ流れるように過ぎた大学生活
大学までは、いわゆる「普通」の人生を歩んでいました。
特別な挫折も、特別な才能もない。
周りに合わせて、ただ無難に、生産的なことを何もせずに日々を過ごす日々。
気がつけば、目的もなく大学へ通い、
「自分は何がしたいんだろう?」と考えることすらやめていました。
2.目標を見失い、大学中退
そんな曖昧な日常の中で、ある日、ふと気づきました。
「やりたいことも何の目標もなく、このまま卒業して働いて本当にいいのか?」
その問いの答えを出せないまま、僕は大学を中退しました。
僕は人生から逃げてしまいました。
数か月のニート生活。
何をしてもうまくいかない焦りと虚しさ。
貯金が底をつき、現実が一気に襲いかかってきました。
何かしなくてはいけない。
でも、何をしたらよいのか分からない。
布団の上で天井を見つめながら、考えても考えても答えの出ない問いが無限ループしていました。
3.リゾートバイトで見つけた“生きる場所”
そんなとき、偶然見つけたのが「リゾートバイト」でした。
住み込みで家賃も光熱費もかからない。
環境を変えたい自分には、まさにぴったりの働き方でした。
ホテルで自給900円の皿洗いをしながら、本当に色々な人に出会いました
- 昔はヤンキーだった面倒見のよいお兄さん
- 休みの日にアルバイトに来ていた変わり者の東大生
- 安定した生活を捨てて、全国旅しながら生活する自由人
いろんな人と出会い、さまざまな考え方に触れました。
「こんな生き方もあるのか」
「やりたいことを見つけて動けば、人生って変わるんだ」
「人生に悩んでいる人は自分だけではないのか…」
色々な価値観や考えに触れて、
とにかく行動してみようと思い、僕はありとあらゆるものを試してみました。
たくさんの興味があったものの中に「プログラミング」がありました。
4.エンジニアにはなれたけど、理想とは違った
すぐに独学を始め、念願のIT業界に転職。
――が、現実は甘くありませんでした。
入社した会社は24時間365日勤務ありのサーバー監視業務。
コードを書くことはほとんどなく、
僕が夢見ていた「開発職」とは程遠いものでした。
疲労と夜勤の連続。
「本当に自分の選択は正しかったのか?」と
また迷いが押し寄せてきました。
5. 職業訓練を経て、開発職のプログラマーに
それでも、あのときの“リゾートバイト時代の気づき”が僕を支えました。
「行動すれば、人生は変わる」と。
働きながらでは勉強時間が確保できなかったため、
思い切って職業訓練に通うことを決意。
約半年間勉強する猶予ができた僕は、がむしゃらに勉強しました。
半年後――
地方の30代未経験から、念願の開発職エンジニアに転職。
エンジニアとして経験を積んでいく中で、年収も順調に増えてきました。
その後、さらに転職をして収入も約120万円アップし、ようやく「自分の人生を生きている」と感じられるようになりました。
行動を起こすのは勇気がいる。でも、行動しなければ何も変わらない。
もしかすると失敗するかもしれない。でも、あの時のちょっとした行動が僕の人生をちょっとずつ変えてくれた。
僕は、これからも無理せず少しづつ行動を続けようと思います。
6.30代未経験、地方からプログラマになってみて
プロフィールを見ても分かる通り、僕はプログラマーになるまでかなり遠回りしてしまいました。
決意してから時間とお金を費やしてしまいました。(4年以上費やし、それまでにプログラミングスクールに3回も入会しています…)
能力不足と言われてしまえばそれまでですが、一番の原因は必要な知識がない(方法を知らない)ことです。
当ブログでは素晴らしいエンジニアの世界に興味を持っている方のために、以下のような情報を提供していきます。
- 未経験30代地方からでもエンジニアになれる方法
- 地方で働くエンジニアのリアル
- 現場で学んだ実務スキル・技術的内容
- エンジニアの貯金・資産運用事情(資産運用額が2000万円を超えました)
当ブログでは、
「やる気はあるけど知識がなく遠回りしてしまった過去の自分を救いたい。」
そんな理念のもと情報を発信していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。